「あなたの番です」考察・推理小説の「ルール」から考えてみる

こんにちは!Aki-dramaです。「あなたの番です」第10話で奈菜が亡くなるという衝撃の結末に、多くの視聴者同様この1週間は引きずってました。考察記事をアップしたいと思いつつもなかなか手につかず。考察隊の皆さんにより、あらゆる手掛かりが洗い出されている今、何か他にヒントはないかなと思って調べていたら推理小説に「ルール」があることがわかりました。

推理小説には「ルール」がある

知らなかったのですが、ミステリー・推理小説には「ルール」があるそうです。 『陸橋殺人事件』などで知られるイギリスの推理作家・ロナルド・ノックスが1928年に発表した、推理小説を書く際のルールです。そのルールは「ノックスの十戒」ともよばれています。

「ノックスの十戒」とは

  1. 犯人は物語の当初に登場していなければならない
  2. 探偵方法に超自然能力を用いてはならない
  3. 犯行現場に秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない
  4. 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
  5. 中国人を登場させてはならない
  6. 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
  7. 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
  8. 探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
  9. サイドキックは自分の判断を全て読者に知らせねばならない
  10. 双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない
    引用: wikipedia「ノックスの十戒

推理小説で、読者に対してできるだけフェアな展開になるように作られたようですね。ただし、これは絶対ではなく、ノックス自身この原則をやぶっていることもあるそうです。ドラマ「あまたの番です」に当てはめて考えられそうなものは、この辺りかなと思います。

1. 犯人は物語の当初に登場していなければならない
 →第2章から新たに登場したキャストが実は..みたいな展開は絶対ないってこと になりますね。犯人は主要キャストの中に必ずいるはず。しかも解禁されたポスターに映っているのはは翔太・二階堂・早苗・黒島沙和・田宮淳一郎・菜奈の6人。その中に犯人がいるとしたら、黒島沙和か 田宮淳一郎 ?と考えてしまいますね。

7. 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
 →サイコパス説・多重人格説もありましたが、この原則だとどうやら翔太は犯人ではなさそうです。

8. 探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
 →ふむふむ。そうすると、「あなたの番です」第1章とこれから出現する手がかかりで解決できる可能性があるってことですね!考察班にはうれしいですね。

9. サイドキックは自分の判断を全て読者に知らせねばならない
 →サイドキックとは、ホームズでいうワトソン君、つまり助手ってことですね。探偵の助手は自分の知っている情報や判断をすべて明らかにするということ。そうすると、AI学生・二階堂(横浜流星)か、翔太ですが、「名探偵ホームズ」はワトソン君視点で語られていることを考えると翔太がサイドキックのポジションなのかもしれません。

10. 一人二役は予め読者に知らされなければならない
 →黒島沙和双子説が濃厚ですが、何度「あなたの番です」を見直してみても、予め知らされている(明らかにそうとわかる)ようには思えませんでした。バッグを掛ける肩が右と左で違うとか、腕時計をしているしていない、ファッションが微妙に違う、性格が明るくなったとかありましたがあからさまな描写はないですもん。そうすると、黒島沙和双子説はなしの方向かもしれません。

同様の原則として、「ヴァン・ダインの二十則」というのもあります。こちらで一番気になった記述としては、
12.いくつ殺人事件があっても、真の犯人は一人でなければならない。但し端役の共犯者がいてもよい。
というものがあります。今回「あなたの番です」は交換殺人がテーマになっており、明らかに実行犯としては複数人いますが真の犯人は一人、という原則で考えるとやはり黒幕が存在するということになりますね!

とはいえ「ルール」は破られるもの

「あなたの番です」第10話で主役の1人、手塚菜奈が亡くなってしまったことからも、このドラマは原理原則を徹底して守るような展開にはならない!ということがわかりましたよね。さすがに超常現象とか、フェアじゃない展開ではないと思いますが、何度もどんでん返し!ってされそうな気がしています。

「思い込みによる盲点」はないか

推理小説の「ルール」とは違う観点ですが、先日奈菜ちゃんの本棚にあった本を読んでみようと思い、手に取ったのは東野圭吾「容疑者Xの献身」を読みました。むかーし読んだけどすっかり内容は忘れていたのと、 一番読みやすそうだったから です。

すっかり忘れていたので、最後はうーむ!とうなってしまうくらい面白い展開でした。

詳細は省きますが、 「容疑者Xの献身」 は、Aという殺人事件を隠すため、Bという殺人事件を起こすというオチです。起きてしまった殺人事件Aのアリバイ作りのためBという殺人事件を起こすことで、殺人が起きた日時を変え、アリバイも完璧にできるというもの。最後の最後まで、警察はAの事件を追っていたんですが、実はBの事件だったとわかります。

これを主導したのは天才の数学教師。徹底した可能性を計算しつくし、完璧ともいえるアリバイをつくりあげるんです。その数学教師は生徒に出す問題では、幾何の問題と見せかけて関数で解ける問題、というように「思い込みによる盲点をつく」問題を出題します。つまり、「あなたの番です」でも、そんな盲点があるかもしれません。黒島沙和も数学科ですしね、もしかして「交換殺人ゲーム」字体に盲点があるのかもしれません。

「あなたの番です」第1話から第10話までまた見直すことになりそうですが、細かな手がかりばかり見ていると、意外に盲点に気が付かないことになっているかもと考えてみました。具体的に何が盲点かはわかりませんが(涙)

菜奈ちゃんの本棚にある推理小説、他にもヒントがあるかもしれないので、やさしそうなものから読んでみたいと思います!ミステリーってそんなに好んでよんだことなかったですが面白いですね。それではまた!


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