「あなたの番です」全体像を名作ミステリー「そして誰もいなくなった」から考察してみる

こんにちは。Aki-dramaです。「あなたの番です」特別編まではまだ数時間、twitterで考察みてる人も多いのではないでしょうか。これまでドラマ内で提示されている状況証拠からとても細かく考察をされている人は多いので、違った視点から全体像を考察してみたいと思います。今回はミステリーの名作「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティー著)です。

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「そして誰もいなくなった」はこんなストーリー(wikipediaより引用)

序章から顛末
イギリス、デヴォン州の兵隊島に、年齢も職業も異なる8人の男女が招かれた。2人の召使が出迎えたが、招待状の差出人でこの島の主でもあるオーエン夫妻は、姿を現さないままだった。やがてその招待状は虚偽のものであることがわかった。不安に包まれた晩餐のさなか、彼らの過去の罪を告発する謎の声が響き渡った。告発された罪は事故とも事件ともつかないものだった。その声は蓄音機からのものとすぐに知れるのだが、その直後に生意気な青年が毒薬により死亡する。

さらに翌朝には召使の女性が死んでしまう。残された者は、それが童謡「10人のインディアン」を連想させる死に方であること、また10個あったインディアン人形が8個に減っていることに気づく。その上、迎えの船が来なくなったため、残された8人は島から出ることができなくなり、完全な孤立状態となってしまう。

さらに老将軍の撲殺された死体が発見され、人形もまた1つ減っているのを確認するに至り、皆はこれは自分たちを殺すための招待であり、犯人は島に残された7人の中の誰かなのだ、と確信する。

誰が犯人かわからない疑心暗鬼の中で、召使・老婦人・元判事・医師が死体となり、人形も減っていく。そして、残された3人のうち2人が死に、最後の1人も犯人がわからないまま精神的に追いつめられて自殺、そして誰もいなくなった。

後日の捜査
後日、救難信号に気がついたボーイスカウトから連絡を受けた救助隊が、島で10人の死体を発見し、事件の発生が明らかとなる。事件を担当するロンドン警視庁は、被害者達が残した日記やメモ、そして死体の状況などから(それは読者が知りえたのと同じくらいに)、事件の経緯、大まかな流れをつかむ。そして、当時の島の状況から、犯人が10人の中にいると考えると矛盾が生じるため「11人目がいた」と推理するが、それが何者で島のどこに潜んでいてどこに消えてしまったのかまではわからない。

しかし、ある漁師が「ボトルに入った手紙」を見つけることですべての謎が解明する。

事件の真相
ボトルの中の手紙は真犯人による告白文であった。真犯人は被害者の1人と思われた招待客の1人、ローレンス・ウォーグレイヴ判事であり、事件で不明だった犯行方法・犯行動機などすべての謎に対する真相をボトルの中の手紙に記していた。

ウォーグレイヴ判事は幼少より生物を殺すことに快楽を感じる性質を持っていたが、同時に正義感や罪なき人間を傷付けることへの抵抗感も強かったため、判事として罪人に死刑を言い渡すという迂遠な手段で殺人願望を満たしていた。しかし、病を患ったことを機に自らの手で人を殺したいという欲望を抑えきれなくなったウォーグレイヴ判事は、欲望を満たしかつ正義を行えることとして、法律では裁かれなかった殺人を犯した9人の人間を集めて、1人ずつ殺していく計画を実行したのである。

ウォーグレイヴ判事は作中で殺害されることになるが、それは巧妙な偽装死であり、すべてが終わった後に告白文を書き、海に流して本当に自殺した。真犯人が最後のページで死ぬことを語ることによって幕を閉じる。(引用:wikipedia)

犯人は死を偽装していた

アガサ・クリスティー著「そして誰もいなくなった」は孤島で10人の男女が殺害または自死し、警察ではその謎を解けなかったミステリーです。犯人は、殺害された10人の一人、ウォーグレイヴ判事で、告白文でそれは巧妙な偽装死だったとわかります。このことから、登場人物ですでに死んでいる人物でも偽装死の可能性がある人物がいるかもしれません。

<キウンクエ蔵前殺人事件>に置き換えてみると、
管理人・ 床島比呂志 →可能性不明
502号室赤池吾郎・美里→可能性なし(死後数時間経過して警察が現場検証している場面が出た)
102号室児嶋佳世→可能性あり(足だけしか見つかっておらず、児島佳世のものと断定されたこと自体が偽装できるかもしれない)
201号室浮田啓輔→可能性なし (死後数時間経過して警察が現場検証している場面が出た)

偽装死が可能な人は 管理人・ 床島、 102号室児島佳世の2人
床島も落ちる場面や落ちた直後の様子が映っていたので実は生きていたとは考えにくいかもしれないですね。となると児島佳世が一番偽装しやすいように思います。ただ黒幕として考えるにはちょっと無理がありそう。黒幕は冷静かつ殺人そのものに喜びを見出しいそうなところがあるからです。児島佳世が自分の脚をきりとって自分で送っていたらそれはそれでホラーですね。(自分の耳を送る、とかは海外ドラマであったきがします)

犯人の動機は「罪のある人間を処罰したい」

「そして誰もいなくなった」では ウォーグレイヴ判事 は
・生き物の命を奪うことに喜びを見出す「嗜虐趣味」
・罪のない人や動物を傷つけることが我慢ならない「強い正義感」
の2面を持ち合わせていました。
そこで「罪のある人間を処罰したい」というのが彼の動機となりました。

これって「あなたの番です」で何か思い当たりませんか?正義感が強くて悪いことを許せない人。殺したい人に「電車の席を譲らない人」と書いて、田宮さんが書いたのでは?と言われてしまう、あの103号室の田宮淳一郎です。

犯人は余命わずかだった

「そして誰もいなくなった」犯人の ウォーグレイヴ判事 は 余命わずかでいずれ死ぬとわかっていたからこそ、自分も偽装死したり、最終的には死ぬことを含めて、外界と行き来できない孤島での10人殺害の完璧な計画をたてることができたのです。

これって「あなたの番です」で、誰かを思い出しませんか?脳腫瘍を患っていた管理人・床島ですね。ただし今のところは自殺扱いにされているので殺害されたことにはなっていませんね。

誰にも解けないミステリーを創作すること自体が目的だった

「そして誰もいなくなった」犯人の ウォーグレイヴ判事 は 告白文の中で
「何人にも解けないミステリを案出するのが、私の大きな夢だった」と告白しており、誰にも解けないミステリーを創作することそのものが目的の一つだったのです。
これって普通の殺人ではあり得ない動機ですよね。「あなたの番です」第1話の冒頭で竹中直人が殺人事件の(たしか)90%以上が家族や知人による犯行と言っています。これらは憎んでいたりと、殺害動機が明白な場合は多いと思いますが「完璧なミステリー創出自体が動機」となると殺害自体が作品化されており、一般的な動機は当てはまりませんね。

これも「あなたの番です」に当てはめてみると近いものを感じませんか?殺害された人物の口角があがっているところから考察すると、1つの考えとしてたとえば、

”犯人は不幸な人を見ると幸せにしてあげたいと心から考えた。犯人の考える幸せとは俗世の煩わしさから解放されることだった。そのため殺すことはその人の苦痛を開放してあげることであり、よい行いだと犯人は考えている。殺害された人は幸せになったので笑顔になる”

とかね!大体猟奇的な連続殺人事件のドラマではこういう犯人像の場合がありますね。

今回はミステリーの不朽の名作「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティー著)から考察してみました。ただこの本は奈菜ちゃんの本棚にはなかったような笑。名作だからまあいっか!他にも気になる本があったら考察してみたいと思います。ではまた!

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